僕が儘に生きる

生業を探して放浪する学生のブログ

日本の地域に触れる旅を始めました

初めまして。高室航と申します。

愛知県立大学の3年生です。

詳しい自己紹介などは追々していこうと思います。

 

この度、今年度の前期を休学して、旅を始めました。

日本の色々な地方を訪れ、そこの産業や文化に触れるための旅です。

 

得た気づきを発信するため、あとから振り返るためにブログを始めてみます。

三日坊主の上級者なので、期待半ばで見守っていただけると嬉しいです。

 

旅を始めた経緯

大学2年の夏まで、僕は大学卒業後の進路についてまったく考えていませんでした。

専攻のスペイン語をそこそこに身につけて、それをそこそこに活かして就活して、そこそこに有名な企業に入るんじゃないかなー、なんて他人事みたいに考えていた。

 

しかしある時をきっかけに自分がどう生きたいのか真剣に考え始めました。

自分はどういう人間なのか。どういう過去を生きてきて今にいるのか。

 

しばらくして、ひとつのことに気づきました。

 

日本の田舎が好きだ。

趣味の自転車でのどかな土地を走ったときの幸福感が強く印象に残っていた。

 

この気づきを出発点に、僕は大学卒業後、地方で働きたいと思うようになった。

 

しかしまだ、どこで、何をしたいのかが決まりきらない。

 

そこで、かろうじて見えてきていた僕の強い関心は、「いかに地域の魅力でお金を生み、魅力に還元するサイクルを回すか」ということみたいなので、この疑問をテーマに日本を旅してみることにしました。

 

たくさんの人に会ってヒントを得たいです。

 

 

【1日目】ヒッチハイクと人の優しさ

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 初日の今日は夜行バスで名古屋から東京へ移動してから、旅スタート。

 

人との出会い、思いもよらない寄り道を大切にしたいのと、お金がないので移動はヒッチハイクです。

人生初の試み。

 

最初は浅草付近の国道でスケッチブックを掲げても一向に車は止まってくれず、無謀な挑戦だったのかと、少し心が折れそうになりました。

 

しかし場所を高速のインター手前に移し再開すると、10分程度で1台止まってくれました。

初の成功、飛び跳ねました。

 

東京への買い物帰りというご夫婦に茨城県土浦まで乗せていただきました。

道中はご主人が営業の仕事で全国を周ったときのことを聞かせていただきました。

ありがとうございます。

 

その後も水戸を目指すも、苦戦。四月にしては強い日差しに疲れコンビニで休憩をし終えると、2人の若い女性に話しかけられました。

 

「あの、ヒッチハイクしてますよね?見かけて戻ってきたんですが…」

 

予想外のタイミングで成功です。わざわざUターンして戻ってきてくれました。

しかもご自宅は土浦あたりだというのに、ドライブだと言って水戸まで送ってくれました。

 

本当に頭が上がりません。ありがとうございます。

後部座席にいたまだ2歳くらいの息子さん、れんたろうくんが可愛くてほっこりしました。

 

ヒッチハイクをすると人の優しさが染みますね。

直接は恩返しできないかもしれないけど、僕ももらった分以上に人に優しくするのがお返しかな、と思っています。

 

僕が儘に生きる

僕はまだ"自分"というものを見つけられていない。

いつも様々な迷いや悩みから、自分のありたい姿を見失ったまま進もうとする。

 

僕が僕の心の欲するままの姿でありたい。

しかしそれは我が儘な生き方であっていいという訳ではない。

 

生業となる仕事や土地を探す、

僕が儘に生きる道を探す、

そんな過程を残していくブロクになればいいなーと思います。

 

頑張って続けます。

旅の間、携帯の充電が気がかりですが…。

 

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千波湖にいた白鳥。めちゃ人慣れしてた。

 

明日は水戸の産業を見て周り、大洗に移動できるといいな。